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近況報告③

Category: 未分類  

 私はこの日を、一生忘れることはないでしょう。

 私は変わらず、店で客引きの仕事をしていました。  すると、近くから、この日にしか聞くことのない言葉が聞こえてきました。

 『トリック オア トリート!』

 そう、今日はハロウィンです。
 小学生低学年ぐらいの子どもたちが、先生の引率のもと、仮装をして、周囲のお店を回っていたのです。  お店側も、おそらくは事前に連絡があったのでしょう。お菓子の準備と、魔女帽を被っている姿が見られました。保護者の方たちも、様子を見るために後ろをついてきていました。

 集団はやがて真向いの店にもやってきました。


 その光景を見て、唖然としました。


 子どもたちの声には抑揚も笑顔もなく。

 教師の顔も固く、盛り上げる雰囲気も見られず。

 ただお菓子がもらえて、先生に言われたからやっている。


 そんな、楽しさの欠片もない、形容のし難い光景がそこにはあったのです。


 私の心の中に、やり場のない怒りと葛藤が溢れ出てきました。

 一年に一度しかない、楽しくて、嬉しいはずのイベントなのに。
 子どもたちにとって、この日一瞬の出来事は、この先一生のモノになるというのに。
 今この場所以外でも、同じような光景がたくさんあるかもしれない。
 
 ありえない。  信じられない。

 私だったらこうするのに。
 こうならないように、こうしたフォローをしておくのに。
 このタイミングで、こんな声をかけるのに。


 私なら、もっと上手くできるのに。


 そして同時に、店長から言われた言葉が頭の中をよぎりました。


 『口にするだけ、思うだけ。そんなことなら誰でもできる。実行してこそ本物だ。』


 それから行動に移すまでは一瞬でした。
 その日の昼休み。もしもの時の為に登録しておいた転職サイト(リクナビNEXT)を開いて、教育関連の会社を探し回ります。
 地域はもはやどこでも構いませんでした。自分の希望に近い募集を出している塾会社を見つけたので、エントリーシートを送ります(ここが、今勤めている会社です)。就活の際に受けに行った塾会社にも電話して、面接の予定を作ります。

 検査入院の結果も構いません。
 どのみち自分の居場所はもうこの会社にはないも同然。心残りはあるけれど、それよりやりたいことができてしまったのですから。
 自分を信じて採用してくれたであろう社長。  どうしようもない私を、およそ2年間指導してくれた店長
 お二人に心の中で謝罪し、11月下旬に面接の日程を数件組み込みます。


 11月の上旬に検査入院。
 翌日に社員旅行。  この時、転職するか悩んでいると同期に相談されます。転職の話は内定をもらえてからにすると決めていたので、その子には会社に残るように勧めました。
 嘘つき。詭弁。そんな言葉が脳裏にこびりつきました。


 11月下旬に面接。
 名古屋→京都の順で、2日連続面接だったのですが、名古屋行きの新幹線の中で、熱が出てる事に気が付きました。

 その翌日に検査結果が出ました。結果は白。
  どのみち、職は追われていたでしょう。たまたま前倒しにして面接に行っていただけだと、自分で自分に免罪符を出して言い訳。


そして12月頭に無事内定通知が届きました。


その後、もう少し続きはあるのですが、そこはまた次に機会があれば話しましょう。


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 2017_04_21

現状報告②

Category: 雑記  

はろー、みやの@ユキナです。



続きです。


 初診日。主治医に現況を伝え、睡眠日誌を付けることになりました。
 睡眠日誌は、毎日の睡眠状況や眠気が襲ってきた時間などを記録するものです。この日誌と検査入院の結果でナルコレプシーかどうか診断するとのこと。
 検査入院の日時は11月上旬。11月の下旬には確実に結果が出るとのことでした。


 検査結果は当日になるまでわかりませんが、私の心中は穏やかではありません。


 結果がどちらになろうとも、職を追われる可能性があるからです。
 
 検査結果が黒だった場合。  私は後天性障害持ちの結果の出せないただのコマです。
 使えると思って買ったカバンが、実は見えにくいところで穴が開いていたようなものです。  替えを用意が出来れば早々に捨てられてしまうでしょう。

 検査結果が白だった場合。  私は唯のだらしないヤツで、結果を出す気もないとみなされるでしょう。
 使えると思って買ったカバンが、実はメチャクチャ使いにくい上に、改良することもできないのです。さらには使いにくい理由すらもはっきりしないときたもんです。
 もちろん私には治せるなら治したいという意思があります。  しかし、それを証明する術がないのです。  顔を叩く、腕を抓る、カフェインを摂取する、太陽の光を浴びる、ミンティアやガムを口に含むなど、既に様々な方法を試し、全て一時凌ぎ程度にしかならなかったのです。

 
 唯一生き残る方法は、結果を出すことのみですが、一朝一夕で出せるほど甘くもありません。

 その不安は消える事無く、心の隅に残り続けました。



 お盆になり、実家へ帰省。
 父が還暦を迎えたので、家族揃って夕食を食べに行くことになっていたため、昨年結婚して家を出た姉との久々に再会することになりました。
 駅で待ち合わせをし、余った時間を潰すために近くの喫茶店に入ります。
 近況報告を兼ね、検査入院の話をしたところ、実は姉も同じ悩みを抱えていた時期があったとのこと。  血か? 血の問題なのか?

 聞いたところによると、姉は睡眠時間を取りすぎた結果、その症状を抱えていたとのことでした。

 仕事中、とかく眠くなる。作業に集中できない。仕事上、立ち時間はそれほどないそうですが、不定期に眠気が襲ってくる、眠気覚ましも効果がないとのことです。  身に覚えのありすぎる症状です。
 これらを改善するために、早く寝ようと心掛けていたそうです。  夜中に寝る時間を増やし、毎夜8時間以上の睡眠を取るようにし続けていたそう。  というか同じ家に住んでたのでその姿よく見てました。
 病院に行くことも考えたそうなのですが、睡眠障害を扱っている病院がとにかく少ない。  大阪でも、専門で扱っている病院は1件のみ。  大型の総合病院でも在中ではなく外来の先生なうえ、精神病(うつ病)や呼吸器官系(睡眠時無呼吸症候群)での診察しかしてもらえません。  他県だと尚更見つかるはずもありません。

 そこで、いっそ開き直ったそう。  治らないなら仕方ない、もうちょっと他のことに時間使おう。  と、思ったそうで。  睡眠時間を5~6時間に削ったところ、睡眠不足が改善していたとのことです。


 これはいい話を聞いたとばかりに、お盆明けに真似をしてみました。


 んなわけあるかと、普段より強い眠気が襲ってきました。


 改善はされなかったものの、(近過ぎるほど)近くに同じ悩みを抱えていた人がいたのは心強いです。
 睡眠時間が影響しているのかと思い、睡眠時間を5時間ほどにしてみたり、8時間ほどにしてみたりしましたが、改善の兆しは見えませんでした。(普段は6~7時間ほど)




 10月31日。  私に転機が訪れます。



 続きます。


 2017_04_17

現状報告①

Category: 雑記  

お久しぶりです、宮野@ユキナですよー



 やることがなくなるとたまに更新しにきます

 前回の記事はたぶん去年の6月ぐらい?  あの頃からまたガラッと環境が変わりまして。
 年の変わり目とともに、転職しました。

 呉服屋で働いていたのですが、いろいろ思うところがあって、今は名古屋の塾会社で働いてます。


 今回はそのいろいろ思ったところの話を少し。


 事の起こりは5月下旬でした。

 呉服屋に勤めて1年超。  自分にも後輩ができ、1年目はほとんど成果を残せなかった事実をバネにして、頑張ろうと奮い立っておりました。  前回の記事を書いた時期には、辞める気なんて一切ありませんでした。

 そもそも私は、早期転職反対派です。
 巷では転職ブームであったり、同世代帯の方たちの多くは、『3年は仕事を続けた方がいい』という言葉に対して、”根拠がない”と反論する立場です。もちろん彼らの主張が間違っているとは思いません。事実として私仕事辞めてますし。  ですが、目安として『3年』は仕事を続けた方がいいと思っています。

 話を戻しましょう。
 当時プライベートで複雑な状況にはなっていましたが、気持ちは前向き。心も折れる事はありませんでした。しかし奮い立ってはいたものの、現実は厳しく、結果は出せていませんでした。
 そんなある日、私のとある姿を見た、直属の上司にあたる店長から言われた一言が全ての始まりでした。


「おまえ、病気なんじゃないか?」


 私はその時、店長と話をしていたのですが、唐突に眠気に襲われて意識が飛びかけた姿を見られたのです。

 いつ頃からか、はっきり覚えてはいませんが、高校生の半ば頃から、昼間によく寝てしまう癖みたいなものが私にはありました。時間関係なく、唐突に眠気が襲ってくるのです。それが原因で、よく先生に机を蹴られて起こされていました。テンカン(?)とは違うものだと思います。
 以前にも何度か、眠気が襲ってきたときの姿を店長に見られており、それがあまりにも唐突なので、病気ではないかと思われたと言うことです。

 私はこれまで、自分がだらしないのが原因だと思っていたので、病気だという発想はありませんでした。
 指摘をされる約1~2か月ほど前に、この眠気が原因でケガをしたことがあった為(歩いてる時に眠気が襲ってきて、意識のないまま5メートルほど進んで壁にぶつかった)、その指摘は意外とすんなりと受け入れられました。

 店長が言うには、「お前のこの姿を見たのは何度かあるが、見たからには報告するのが自分の仕事だ。今までは見逃してきたけれど、続くようなら放っておくわけにはいかない。」とのことです。御尤もな話です。
 しかし、これが病気であるなら庇うことができる。とも教えてくれました。原因を究明するミッションを課せられます。

 そんなわけで”過眠症”について調べてみた結果、症状が一番近かったものは『睡眠障害(ナルコレプシー)』というものでした。おや、どっかのゲームで聞いたことあるなコレ。
 『睡眠時無呼吸症候群』も過眠症の原因としてあるらしいですが、そっちはどうやら違いそう。
 病院に電話で相談してみたりした結果、睡眠障害を扱っている病院は非常に少なく、さらに予約も非常にたくさん入っているため、8月に初診を受けられることになりました。

 これでしばらくは待つだけになりました。
 しかし、結果が出るまで仕事を休むわけにもいきません。初診までの期間も仕事に行くのですが、眠気はもちろん毎日襲ってきます。現状は”病気かもしれない”という免罪符によって執行猶予が与えられている状況ですが、結果次第では職を追われる可能性も出てきました。


 このあたりから私の心の片隅に”転職”の文字がちらつくようになりました。



続きます。


 2017_04_17

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